【ワードプレス 】noindexの意味と使い方

ブログ初心者などSEOの勉強を始めたばかりの方にとっては、「noindex」がいまいちよく分からないという方もいると思います。

ここでは、「noindex」の使い方を説明します。

「noindex」とは

「noindex」とは、サイト内のあるページを検索エンジンにインデックスさせないために使うものです。

そのため「noindex」が設定されたページは、検索結果には表示されなくなります

「noindex」を使うメリット

「noindex」を使用する必要性にどのような場合があるか一つずつみていきます。

低品質なページをインデックスから削除してサイト価値を上げる

サイトに低品質なページが多数存在する場合、それらのページの影響で良質なページの検索順位を下げる場合があります。

低品質でサイトにとって不要なページは、「noindex」を使うより削除した方が、サイト全体のSEO評価を上げ効果的です。

インデックスが不要なページに設定してサイト構造を簡素化する

インデックスは不要でも、検索ユーザーのために残しておいた方が有効なページもあります。

例えば、「HTMLサイトマップ」「404エラー」「自動生成される雑多なタグページ・カテゴリー」です。

HTMLサイトマップ
HTMLサイトマップは、検索ユーザーと検索エンジンの双方にとって、過去に作った全てのページを見つけやすくします。
しかし、ページ数が何万もある場合は、HTMLページに何万ものリンクが生成されることになるため、検索エンジンから見てスパムのように見える可能性があり、その場合は、HMTLサイトマップページに 「noindex」 を設定しておいた方が良いかもしれません。
しかし、小規模サイトや、ページ数が多くてもユーザーにとって見やすいように整備されているサイトマップは、わざわざ「noindex」を設定する必要性は低いです。
404エラー
404エラーは、そのURLが存在しないことを表すページです。
ユーザーにとって価値を与えるページではないため、検索結果に表示される必要はありませんが、404エラーが無いとそのURLが存在しないことをユーザーに伝えることはできないため、サイトの利便性を損なう可能性があります。
そのため、404エラーには原則として 「noindex」 を設定しておくことが望ましいです。
雑多なタグページやカテゴリー
WordPressを使っていると、タグページやカテゴリーページが自動生成されます。
全てのページがユーザーにとって価値があるサイト構成をしていれば問題はありませんが、何も考えずにとりあえずカテゴリーやタグを詰め込む場合、不要なページが大量に生成されることになります。
その場合、自動生成ページには、「noindex」の設定をしておきましょう。
もしサイト構成を見直す時間があれば、カテゴリーやタグを整理し直したり、作り直すことの方が効果的です。

今回、紹介したページ以外にも「noindex」にするべきだが、ユーザーのために残しておいた方が良いページもあります。

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